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この記事の要点
- 個人開発のMaveroniは2026年9月24日、落書きを描いて3体で戦う『ラクガキビースト(Rakugaki Beast)』をSteamで発売しました。
- プレイヤーが描いた絵と入力した名前は視覚AIに送られ、属性・能力・技名・セリフ・フレーバーテキストが生成され、対戦結果そのものはゲームルールで決定します。
- SteamのAI生成コンテンツ開示は、背景やBGMなど開発支援に加え、コアメカニクスでのランタイム利用と共有コンテンツ向けモデレーションを詳述しています。
国内事例:落書きバトルとランタイム生成
『ラクガキビースト』は、キャンバスにビーストを描き名前を付けると、その落書きが牧場の仲間として動き出すお絵描き収集バトルです。gamebiz(9月28日)やファミ通.comの報道によれば、AIは絵と名前から属性・能力値・わざ・性格や設定を返し、気に入った3体でパーティを組んでターン制バトルを遊びます。価格は980円、WindowsとmacOSに対応し、日本語と英語をサポートします。
Steamストアの開示文では、有料商用ライセンス下で背景やタイトルロゴ、SunoのBGM、ElevenLabsの効果音など開発支援にもAIを使ったと説明。一方でコアメカニクスは、プレイヤーの落書きと名前を視覚AIモデルが評価し、元素・サイズ・ステータス・技、キャッチフレーズ、フレーバーテキストを返すと明記しています。プレイヤーが名前を入力した場合はサーバー側でAI提案名を破棄し、空欄のときだけモデル名にフォールバックする設計です。
対戦モードと安全設計
フレンドとのリアルタイム対戦のほか、その場で3体ずつ描くインスタントバトル、公開チームへのゴースト戦、スタンプとランキングなど複数モードが用意されています。ビースト登録とオンライン機能にはインターネット接続が必要です。
開示文は、共有前のサーバー側モデレーション、生成テキストの長さ制限、ゴーストチームのオプトインとTTL、ゲーム内・公式サイトの通報窓口など、UGCが絡むランタイムAI向けのガードレールも列挙しています。国内では自由入力ボス会話の『Kataris』や、ライセンスIPのAIチャットRPG『SophieChat:AI』のように、プレイ中に外部AIへ入力を渡す作品が増える中、開示の粒度が比較材料になります。一方、Grimoire of Hecateのように事前素材のみと切り分けるインディーとは、Steamページで何を「プレイ中生成」と書くかが明確に異なります。
