広告: 本記事には紹介リンクを含みます。
この記事の要点
- 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』アートディレクターなどを歴任した今村孝矢氏が、9月12日にXでAIを使った3Dシューティングのプロトタイプを公開。
- 国内ユーザーからレベルファイブ発表会を引き合いに出す批判が相次ぎ、今村氏は「完成・発売とは言っていない」と反論。
- 非プログラマーがAIと壁打ちして企画を形にする試みとして注目される一方、国内のAI反発ムードが個人の実験にも及んでいる。
国内事例:AIプロトタイプ公開と反響
元任天堂デザイナーで『スターフォックス』や『ムジュラの仮面』のアートディレクターを務めた今村孝矢氏は、2026年9月12日、公式Xで「AIを使ってゲーム制作のテストをしている」と3Dシューティングのプロトタイプ画像を公開しました。AIと対話を重ねると、かつてプログラマーと「ああしよう、こうしよう」と作っていた感覚に戻ると述べ、非エンジニアでもアイデアを動く形にできる点に驚きを示しています。
投稿への反応は短期間で数千件に達し、国内からの批判が目立ちました。「レベルファイブのように信用を失う」「他人のデータを無断利用する技術を使うべきではない」といった指摘が寄せられました。今村氏は「職業上AIは無視できないので実験している」と返答し、プログラミングの空白をAIが埋めてくれる点に感心していると説明。続く投稿では「完成や発売とは一言も言っていない。簡単なプロトタイプを作っただけでここまで叩かれるとは」と驚きを示しました。
プロトタイピングと製品化の線引き
前日までに話題となったレベルファイブの発表会AI映像とは異なり、今村氏の投稿は個人による試作公開です。スクウェア・エニックスの遠矢司氏がCEDEC2026で示した「ゲームデザイナーによるゼロからのプロトタイピング」の話とも響き合い、企画段階の実験と製品のAI開示を切り分ける論点が再び浮上しています。レベルファイブ日野氏の謝罪文が国内の危機感を高めた直後の出来事であり、ベテランクリエイターがどこまで試作を公開できるかが問われています。
