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この記事の要点

  • KONDOSOFTは2026年10月21日、AI搭載テーブルトークRPG『GenisLlm(Windows版)』をBOOTHで1,500円(税込)発売したとプレスリリースで告知しました。
  • 画面は文字のみで、名前・職業・世界観の入力から物語が始まり、プレイヤーの自由入力にローカルLLMがGMとして応答する設計です。
  • 初回のみローカルLLMのダウンロードが必要で、設定後はオフラインでも遊べるとBOOTHは説明。広告・月額・追加課金はありません。

国内事例:BOOTH直販のローカルLLM型TRPG

@Pressの2026年10月21日付リリースとBOOTH商品ページは、本作を「一生遊べる」買い切りTRPGとして位置づけています。BGMのない文字表示に絞り、小説を読むように想像を膨らませる没入を狙ったうえ、洞窟や港町など行き先の制限を設けないオープンワールドを掲げています。

ゲーム開始前にプレイヤー自身がローカルLLMを取得する必要があり、README(kondosoft.jp)でも初期設定手順を案内しています。一度セットアップすればインターネット未接続でもプレイ可能とし、LLMはGoogle系モデルや有志の制限解除版など好みで差し替え可能だとBOOTHは説明。VRAM合計16GB以上を推奨し、GTX 900世代のGPUを2枚組み合わせる例も記載しています。

世界観の例として異世界転生、現代日本の高校、野良猫のスローライフなどが挙げられ、職業と設定の組み合わせで物語の型が変わる点が売りです。Steamの開示欄がないBOOTH販売のため、利用範囲はストア説明とPDFに依存します。10月21日のAppBank記事など国内メディアも発売を報じています。

同型作品との違いと今週の文脈

韓国14Dimensionの『The Return of Illunes』(10月11日記事)は同梱モデルでオフラインGMを実現し、Steamでライブ生成の開示を行っています。本作はモデル同梱ではなくユーザー選択型で、BOOTH直販という流通も異なります。BAKERU『ThreadTale コトノハ』やColorist.aiのようなブラウザ・モバイル型は通信前提が多く、買い切り+ローカル実行は課金構造の見え方が別です。

10月20日開始のSteam Next FestではAI開示付きデモが約36%に達したと海外メディアが報じ、発見競争が激化しています(10月21日記事)。GenisLlmはフェス外の国内インディーとして、ハードウェア要件と自己責任のモデル管理を前面に出す選択肢を示しています。オフライン対話RPGを増やす動きの一方、VRAM16GB級の壁は日本のPC環境でも実質的な参入障壁になります。

出典