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この記事の要点

  • 合同会社ミヤビイノベーションは王将果樹園で、AI判定を使う「AI果物探索ゲーム」Omni Scouterの有償実証を9月12日から開始した。
  • 8月の桃狩り無料体験では104名が参加し、アンケート主要項目は約8割が高評価だったと9月15日付で公表された。
  • ぶどう狩り実証は土日祝限定で1回300円・最大10分。クリアで売店300円クーポンがもらえる。

国内事例:観光農園のAI果物探索

山形県天童市の王将果樹園では、合同会社ミヤビイノベーションが提供するOmni Scouter(オムニ・スカウター)を「AI果物探索ゲーム」として展開しています。プレイヤーは現実の果樹園で果物を探し、AIがランク付けやミッション判定を行う体験型コンテンツです。コンセプトは「おいしい体験に、楽しい体験を。」とされ、狩りそのものにゲーム進行を重ねる設計です。

2026年8月8日から12日の桃狩り無料体験では104名が参加。体験後アンケートでは「楽しかった」4.47/5、「AIによる果実ランク付けが面白かった」4.53/5などが報告されています。プロジェクトはCAMPFIREのクラウドファンディング達成と、山形県XRビジネス実証事業費補助金採択事業として進められています。

有償実証と今後の施設展開

9月12日からは土日・祝日限定でぶどう狩り向け有償実証が始まり、1回300円・最大10分です。ミッションをクリアすると王将果樹園直営売店で使える300円クーポンを獲得でき、体験料と売店来店の両方を検証する狙いがあります。プレスリリースでは開始直後も「楽しかった」という声が続いているとしています。

今後はいちご農園への横展開を目指すほか、「現実で対象を探す→AIで判定→ミッションクリア」という流れを水族館や動物園のリアル探索ゲームにも応用する構想が示されています。国内では水族館向けAI画像認識探検「サカナクエスト」のように、施設空間とAI判定を結ぶ体験型ゲームの事例が並んでおり、Omni Scouterは観光農園版として同系統に位置づけられます。

出典