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この記事の要点
- ソニー・ミュージックエンタテインメントは、VTuberプロジェクト「VEE」の運営と所属タレントのマネジメントを2026年9月30日で終了する。
- 所属21名のうち雛星あいるのみ活動終了、他20名は活動名・キャラクター・YouTubeとSNSを原則引き継ぎ、個人勢や新体制へ移行する。
- ファンコミュニティ「VEELLAGE」は同日23時59分に閉鎖。オフィシャルショップ販売は11月30日まで、新作ゲーム『Gun Girl Go』は開発中止となる。
国内事例:5年目の幕引きと移行設計
VEE公式サイトの告知(2026年8月31日掲載)によると、2021年発表のバーチャルタレント育成プロジェクトは、配信・音楽・ライブ・グッズまで幅広く展開したが、「現在の体制を維持しながら持続可能な事業として運営を継続することは困難」と判断された。運営は仕組みを十分に確立できなかった責任を自身に帰し、9月末まで各タレントの次の活動へ移行を支援する。
タレント方針はFAQで個別に列挙されている。亞生うぱる、天籠りのん、柏木もも、魔王トゥルシーなど20名は活動継続、雛星あいるは9月16日の卒業配信を経て終了した。チャンネル削除は継続メンバーでは原則行わず、ソニー・ミュージックによる直接マネジメントのみが終わる形だ。音楽面では、継続タレントのVEEオリジナル曲は配信サービスとYouTube上のMVが引き続き視聴可能と案内されている。
ファン向けサービスと今後の見どころ
9月30日23時59分でVEELLAGEの全機能が停止し、デジタルカード等は同日までにユーザー自身で保存が必要だ。返金・補填は予定されない。オフィシャルショップは11月30日23時59分まで受注を受け、10月以降は新商品なしのセールのみ。公式YouTubeとSNSは更新停止後もアーカイブとして当面公開が続く。
大手レーベル系VTuberの撤退は、ホロライブやにじさんじが主導する国内市場と対照的だ。一方で名前とチャンネルをタレントに残す移行は、2026年に相次ぐデビュー案件(k4senプロデュースのUltraLMTMや超渋谷計画2期生など)と並び、ファンが個人勢時代へつなぐ設計が問われる。各タレントの公式アカウントが移籍先やソロ活動を示すかが、10月以降の焦点になる。
