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この記事の要点

  • ホリプロの「ねくすとぴあ」とバンダイナムコミュージックライブの「MEWLIVE PROJECT」は、8月25日に「NEW推し!V事務所巡回歌枠リレー」を開催する。
  • 企画にはVTuber事務所16社が参加し、総計7時間を超える歌枠リレーとしてYouTubeの公式再生リストと番組配信へ誘導する。
  • AIそのものの発表ではないが、VTuber配信を横断的に回遊させる国内のストリーミングエンタメ事例として注目できる。

国内事例:16社が歌でバトンをつなぐ

株式会社ホリプロは、同社のバーチャルライバープロジェクト「ねくすとぴあ」と、株式会社バンダイナムコミュージックライブの「MEWLIVE PROJECT」が共同制作する生配信番組「みゅ~とぴあ」で、「NEW推し!V事務所巡回歌枠リレー」を実施すると発表しました。開催日は2026年8月25日で、VTuber事務所16社が合同で参加します。

発表では、総計7時間を超える大規模な歌枠リレーとして、事務所の垣根を越えてファンに新たな“推し”を見つけてもらうことがコンセプトだと説明されています。参加事務所には、ねくすとぴあ、MEWLIVE PROJECT、Re:AcT、RK Music、VEE、すぺしゃりて、ななしいんく、にゃんたじあ!などが並びます。

回遊しやすい配信導線

今回のポイントは、個別の配信枠を単発で告知するのではなく、リレー全体をひとつの発見体験として設計していることです。PRでは公式再生リストが案内され、さらに「みゅ〜とぴあ」トーク番組の最終回もYouTubeライブとして示されています。

歌枠は、初見の視聴者でも短時間で声質、選曲、MCの雰囲気をつかみやすい形式です。そこに事務所横断の順番と再生リストを組み合わせると、ファンは知っているタレントから入り、次の枠へ自然に移動できます。大型フェスほど重くなく、通常配信よりも発見性を高める中間的な企画といえます。

AI VTuberにも応用できる発見設計

AI VTuberや小規模な個人勢にとっても、この事例は配信技術そのものより「どう見つけてもらうか」を考える材料になります。生成AIで会話や演出を強化しても、視聴者が入口を見つけられなければ継続視聴にはつながりません。

「NEW推し!」のようなリレー形式は、タレント、事務所、番組、プレイリストをまとめて提示し、視聴者に次の行き先を渡します。AIを使う配信者が増えるほど、個々の機能差だけでなく、発見から定着までの導線設計が競争力になります。

出典