広告: 本記事には紹介リンクを含みます。

この記事の要点

  • 株式会社AHSは8月26日、Dreamtonics開発のAI演奏合成ソフト「Instrument X」を発売した。
  • ノート入力から弦楽・管楽・金管などの生演奏さながらの演奏を生成し、自動作曲機能は搭載していない。
  • Synthesizer Vと同系統の技術を活かし、Collectionセットから単体楽器まで段階的に購入できる。

国内事例:Instrument Xの発売

株式会社AHSは8月26日17時23分、PR TIMESでAI演奏合成ソフト「Instrument X」のダウンロード版発売を発表した。Dreamtonicsが歌声合成ソフト「Synthesizer V」で培った技術をベースに、ユーザーが配置したノートから楽器の響きを生成する方式を採用している。従来のサンプル音源を組み合わせる方式とは異なり、弓使いや息遣いなど楽器固有の演奏表現を再現する。

初回ラインアップは弦楽器・木管・金管・ジャズコンボの4コレクションで、全製品に17,600円の単体楽器から114,400円のCollectionセットまで用意されている。Windows/macOS対応で体験版も提供され、AHSダウンロードでは11月4日まで10%オフの期間限定価格が適用される。

ボーカル生成と伴奏制作の棲み分け

PRでは、本製品は演奏作成に特化し自動作曲機能は搭載しないと明記されている。前日8月27日に発売されたソースネクストの「MUSIC MAKER 2026」がループ作曲とAIマスタリングを一体化する入口型ソフトであるのに対し、Instrument Xはオーケストラや管楽器パートのリアルな伴奏を差し込みたい制作者向けの補完ツールと位置づけられる。

日本語プロンプトから楽曲を生成するWebサービス「otojam」や歌声合成のSynthesizer Vと組み合わせれば、メロディとボーカルは別ツールで作り、楽器パートだけを高精度で差し替える制作フローも現実的だ。8月27日20時のAHS公式生放送第226回で詳細紹介が行われた。

出典