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この記事の要点

  • DomoAIはAI動画生成機能Omni Referenceを更新し、Seedance 2.5とMiniMax H3に対応した。
  • 参照画像、参考動画、音声を組み合わせ、連続アニメやAIミュージックビデオ向けの制作を支援する。
  • 国内でもPopPixsやKaloclipなど、単発生成から制作管理・量産運用へ広げるAI映像サービスが増えている。

海外事例:DomoAIのOmni Reference更新

シンガポールのDomoAI PTE. LTD.は2026年8月24日、AI動画・画像生成プラットフォームDomoAIの「Omni Reference」を更新し、動画生成モデルSeedance 2.5とMiniMax H3に対応したと発表しました。Omni Referenceは、キャラクター画像、参考動画、楽曲・音声などの参照素材とテキストプロンプトを組み合わせ、新しい動画を生成する機能です。

Seedance 2.5は、複数シーンや異なるカメラアングルでも、顔、髪型、衣装などを保ちやすい点を打ち出しています。MiniMax H3は、画像・動画・音声の参照素材とテキストを組み合わせ、口の動き、表情、身体の動き、演技のリズムを音声に合わせて表現する用途を想定しています。

アニメとMVが「素材指定型」へ移る

今回の更新で見える変化は、AI動画制作が一回きりのプロンプト生成から、素材を指定して継続的に調整するワークフローへ移っていることです。同じキャラクターが続けて登場するアニメ風シリーズでは、見た目の一貫性が視聴者の没入感に直結します。

一方、AIミュージックビデオやセリフ動画では、歌声や台詞に合わせた口元、表情、身体の動きが重要になります。DomoAIはこの二つを同じ機能内でモデル選択できる形にし、クリエイターが作品内容に応じて生成モデルを使い分ける導線を用意しました。

日本との比較

国内では、PopPixsがキャラクターシート、エピソード管理、シーン・カット管理を備えたAIアニメ制作環境を打ち出し、Kaloclipは短尺商品動画の量産と運用に寄せた有料プランを開始しています。いずれも、生成AIを「きれいな映像を一つ作る道具」から、制作工程を管理する基盤へ広げる動きです。

日本のアニメ、VTuber、音楽プロモーションでは、キャラクターの同一性と権利処理が特に重要になります。DomoAIのような参照素材ベースの機能を使う場合も、元画像、音声、楽曲、キャラクター設定の利用許諾を確認しながら、連続作品やMVの制作ログを残す運用が欠かせません。

出典